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2006/01/10

贋作・罪と罰

Noda_Map_11久しぶりに芝居を観てきた。
NODA MAP の 「贋作・罪と罰」 である。
松たか子、古田新太、段田安則、宇梶剛士、野田秀樹はじめ
錚々たる面々である。

ドストエフスキーの原作を幕末日本に舞台を移し、
人間の命とは何かを観るものに問いかける、
野田秀樹渾身の演出。

などと書くと格好いいが、舞台はその何十倍も格好いい。

内容について詳細を書くのはマナー違反だろうから書かないが、
役者の演技に圧倒されっぱなしの2時間だった。
特に、松たか子は凄かった。

凄い、などという在り来たりの言葉では足りない。
壮絶、でもまだ足りない、まさに迫真の演技。
綺麗だし、可愛いし、だがそれにも増して演技者として秀逸である。

役者はテレビで観るものではないな、と実感する。

松たか子も去ることながら、古田新太、段田安則の演技も
観るべきものがある。彼らもテレビでは今ひとつだが、
舞台ではまるで別人である。

普段、ダメダメな大人を自負して生きている私だが、
こういう芝居を観ると、人生について、生きる意味について考えてしまう、
・・・な~んてことが、あるわけ無いでしょ!

芝居は芝居、私は私。 世の中いつも盛り上がる方優先でしょう。
こうやって40年以上生きてきた。これから40年くらいはこのまま生きてゆこうと思っている。
だがたまには、こういう真面目な芝居でも観て、非日常を楽しむのも悪くない。

芝居の帰りに立ち寄ったカレー屋さんでは、
BGMに 伊藤つかさの 「少女人形」 がかかっていた。
渋谷である。渋谷なのにこのダメダメ感、感動した。

瓶ビールの中瓶を飲んでカレーを食べていると、田原俊彦の 「哀愁デート」 がかかった。
その後、寺尾聡の 「ルビーの指輪」 である。昭和歌謡オンパレード。
芝居の良さが霞むほど、いい感じである。

当然のことだが、客は私だけである。
どうでもいいが。

(2006/1/10)

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コメント

ぐうたら主婦さん、コメントありがとう。
「哀愁でいと」、これはこれは失礼を。
なんせ曲名など、耳でサウンドとしてしか覚えてないもんで。

昭和歌謡、いいですよね。
最近の格好いい音楽とは全然違う良さがあります。
たまらんです。

投稿: hiroing | 2006/01/13 05:13

hiroingさん こんにちは。
東京の方はいいお芝居を身近に見られて
本当に羨ましいなぁ~といつも思います。
私も久々に歌舞伎でも見に行こうかな?
なんて思っちゃいました。
ところで、ほんとーにどうでもいいんですが、
トシちゃんの曲は「哀愁でいと」です(涙)。
昔ファンだったんで、ついつい突っ込んじゃいました(^^;)
でも「でいと」ってとこがまさに昭和歌謡ですよね。

投稿: ぐうたら主婦 | 2006/01/12 13:02

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